地域包括ケアシステム

日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。

65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており(国民の約4人に1人)、2042年の約3,900万人でピークを迎え、その後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。
また、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。

このような状況で、国は2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制=地域包括ケアシステムの構築を推進しています。

定期巡回随時対応サービス(定期巡回随時対応型訪問介護看護)

2012年4月に、要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護を一体的にまたはそれぞれが密接に連携しながら、定期巡回訪問と随時の対応を行う 「定期巡回・随時対応サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)」が創設されました。

現在、地域包括ケアシステムの中心を担う地域密着型サービスのひとつとして、全国で導入が進んでいます。

「エイプレイス」では、自ら運営する定期巡回・随時対応サービス事業を通じ、国の推進する地域包括ケアシステムの構築に寄与してまいります。

チーム型定期巡回(連携型定期巡回)

「チーム型定期巡回(連携型定期巡回)」とは、地域包括ケアシステムの理想図に近づけた訪問介護です。
「定期巡回・随時対応サービス」の指定を受けている事業所と、指定訪問介護事業所が委託(連携)契約を結び、地域の利用者様を一緒に支えます。
今後の訪問介護の在り方を地域の指定訪問介護事業所とチームで作り上げて行きます。

エイプレイスでは全国に先駆けて、東京都新宿区「エイプレイス新宿」、神奈川件川崎市麻生区「エイプレイス麻生」にて、チーム型定期巡回を実施しています。