在宅介護における課題
自宅で介護を受けたくても
受けられない人がいる。
訪問介護サービスを受けられるのは、1人平均週4.3回(1日あたり0.6回)。1日中ケアを受けられる施設介護とは違い、在宅介護において、重度の要介護度の方を24時間支える仕組みはこれまでありませんでした。
つまり、一人で暮らす人や、家族に迷惑をかけたくない人、家族で支えきれないほど要介護度が重い人などは、施設で介護を受けるという選択肢しかない。多くの人が「家で介護を受けたい」「最期は家で迎えたい」という願いを諦めてしまう。私たちは、この現状を変えたいと考えています。
介護を受けたい場所
内閣府「平成30年版高齢社会白書(概要版)」
対象:全国40歳以上の男女
自宅で介護を受けたい人が多い
-
No.
1
自宅(約73%)
-
No.
2
有料老人ホームや特別養護老人ホーム(約19%)
-
No.
3
医療機関(約6%)
最期を迎えたい場所
内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年)
対象:全国55歳以上の男女
圧倒的に自宅で最期を迎えたい人が多い
-
No.
1
自宅(50%以上)
-
No.
2
病院などの医療機関(約30%)
-
No.
3
老人ホームなどの福祉施設(約5%)
エイプレイスが手がける事業
利用者も家族も
笑顔になれる、
新しい在宅介護の形。
エイプレイスが業界に先駆けて始めたのは「定期巡回・随時対応サービス」。利用者一人ひとりに合わせて、必要な訪問回数・時間で在宅ケアを提供するサービスです。
「定期巡回・随時対応サービス」は一般的な訪問介護サービスとは違い、1日複数回の訪問で細やかなサポートをすることが可能。また、利用者やご家族からの相談・通報に応じて、24時間体制で随時適切な対応(電話による相談援助、医療機関への通報など)を行うことができます。
利用者が安心して自宅で介護を受けられるだけでなく、ご家族の介護負担や、家を離れられないプレッシャーをも軽減させることができる。そんな画期的な事業をいち早く実践することで、世に広めていきたいと私たちは考えています。
他事業所と連携し、
チームで地域の利用者を
サポート。
エイプレイスでは、地域の訪問介護事業所と連携し、「チーム型定期巡回(連携型定期巡回)」も実施しています。
「チーム型定期巡回(連携型定期巡回)」とは「定期巡回・随時対応サービス」の指定を受けている事業所(エイプレイス)と、指定訪問介護事業所が委託(連携)契約を結び、地域の利用者様を一緒に支える制度です。自社だけでなく、チームで地域の利用者を支えています。
エイプレイスの強み
ICT化に力を入れ、
より多くの人のもとへ
良い介護サービスを。
「定期巡回・随時対応サービス」を主軸とする法人は少なく、尖った事業展開でノウハウを蓄積させています。そのため、利用者の状態やご家族の状況に合わせて、適切な介護計画を立てることが可能。また、スタッフにスマートフォン・PCを支給し、業務支援システムを使って介護記録をとるようにするなど、ICT化により、業務効率を向上させています。
高い技術力で、
要介護度が重い利用者も
責任を持って支援。
エイプレイスの利用者の要介護度は平均して3以上。「定期巡回・随時対応サービス」を手がける他の法人と比べても、利用者の平均要介護度が重く、より多くの利用者を柔軟に受け入れることができています。エイプレイスが受け入れを断ることで、不利益を被る利用者が出ないよう、研修制度を整えてスタッフの技術力を上げたり、業務効率化を進めたりと体制を整えています。
社名にこめられた想い
住み慣れた地域で、
自分らしく最期まで。
A-Placeという社名は、福祉先進国デンマークにある“Aging in place(エイジング・イン・プレイス)”という考え方に由来しています。“Aging in place”は日本語に訳せば「住み慣れた地域で、自分らしく最期まで」。すべての人が住み慣れた地域で、家で、自分らしく最期まで暮らせる仕組みをつくりたいと考えています。
だからこそ、現在取り組んでいる「定期巡回・随時対応サービス」に固執するつもりもありません。既存の枠組みにとらわれず、より多くの人や地域に貢献できる介護サービスはないか、自分たちに問い続けます。
代表メッセージ
子どもからお年寄りまで、
全力で支えます。
子どもからお年寄りまで、愛着のある地域で最期まで心地よく過ごすことを全力で支える企業。そのために、「地域包括ケアシステムの構築」と 「ライフエンディング・ステージのサポート」 を、企業のミッションと位置付け、 人々が終の棲家で心地良く安全に生活出来る為の環境づくりをサポートしていきます。
代表取締役 藤田 潔